inochinohanashi’s blog

日常のちょっと気になったことを綴っていきます!好きなものは赤ちゃんの後頭部です!!

英語勉強しなきゃ…!!実体験レビュー!!(2)


かくして、ロバート・ヒルキの特別講義に参加しました!!

 

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午前9時、部屋にはいると何ともお腹の大きなアメリカ人が座っています。

 

そう、彼こそがロバート・ヒルキ。

スコアアップ請負人なんて怪しい二つ名を持っています。

 

 

いよいよ講義スタート!

まずはアメリカンジョークから入ります。

 

 

「ある少年が少年院から脱走したんだ。でも最終的に警察に追い詰められて、ビルの屋上でなす術なしの状況に。そこで少年は何と屋上から飛び降りた!!でもね、少年は無傷だったんだ!!何故かって?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「非行(ひこう)少年だからさ!ワッハッハ!!」

 

はい、こんな感じの人でした。

 

 

 

 

そんなヒルキ先生、講義の前にTOEICを受ける意義について語ります。

 

 

 

「このテストで得られるのはあくまでライセンス。それだけ。だからこんなテストはパパっと必要なスコアを取って、本当に自分がやるべき他のことをやってね。」

 

当時はその真意が分かりませんでしたが、こうして書きながら振り返ると本当にあの講義に出られて良かったなぁと思います。

 

 

ここで先に結論を述べると、僕のTOEICスコアは

605 → 840に上がりました(両方ともスコアシートが見つかり次第アップします!)。

 

もちろん大したことはないのですが、履歴書の一部に書いてもマイナスにはならないスコアなのかなぁ程度に思っています。

 

 

 

さて講義の内容を一言で表すと、「part5に全勢力を!!」ということになります。

 

 

全7partのうち、part5は空欄補充式の部分です。そしてこのpartこそがテクニックを問われる部分(=周りとの差をつけやすい部分)だ、ということでした。

 

 

part7のやや長い文章問題は、時間さえあれば誰でも解ける。でもpart5は知識がなければいくら考えても解けない問題が混じっている。そこで問題の取捨選択含め、part 5を早く正確に終わらせてpart 7のスコアを上げていこう!ということです。

 

 

 

part5の具体的な解法、所要時間 は以下の通りです。

①選択肢を見る(1秒)

②選択肢から、何を問われているのかを判断(2秒)

③問われているものが動詞の形であれば空欄前後の時制、主語・目的語を確認。文脈判断の場合は全文読む(5~15秒)

 ④マークシートの塗り潰し(1秒)

 

 というもので、実際に僕もこの解法に忠実に従った結果、上記の通りスコアが伸びました。

 

 

 

それでは解説しましょう。

 

 

part5ではまず問題文ではなく、選択肢を見ます。

 

すると

①動詞の語型変化

②まったく意味の異なる動詞・名詞

 

の2パターンに分かれます。

 

まず①の場合、やるべきことは時制の確認と主語の確認です。

といってもやることはとても簡単で、時制に関してはその文章が過去なのか未来なのか現在なのか、問題文の別の動詞、時を表す表現を見れば分かります。

-ed, の場合には時制と主語を確認。「やった」のか「やられた」のか、確認しましょう!

 

 

そして②の、意味の異なる選択肢がでた場合、更に2つに分かれます。

 

②ー1:内容把握の場合

これは文脈をとらなければ分かりません。Tomが食べたいのはcookieなのかpizzaなのか、問題文全文を読んで判断します。

 

②ー2:イディオムの場合

いわゆる英熟語、連語です。特定の英単語の組み合わせにより、各単語とは別の意味をもつものです。ですので当然、単語単体の意味からは正答を導き出せません。

 

つまり、イディオムを問われた場合、それを知っているなら反射的に答えられますが、知らなければ悩むだけ無駄、捨て問題となります。

 

 

 

ここで正直に言いますと、僕のスコアが伸びなかった理由は、最後に述べた「イディオム」問題にありました。

 

例えば

 

Tom and Lisa~~~took part ___ ~~~.

 

という問題が出れば、~~~の間を見るだけで「in」が正解だと分かりますよね。この場合、問題文は~~~の間の3語しか読んでいません。当然問題文がどんな場面だったのかも知りません。inの番号を塗り潰して、トータルで5秒といったところでしょうか。

 

 

逆パターンも考えてみましょう。

 

Dr. Sum took advantage ___ his skills as a economist.

(サム博士は経済学者としてのスキルを利用した。)

 

選択肢を見ると「in」「on」「of」「with」とあります。

 

 

正解は「take advantage of ~(~を利用する)」です。

 

さっきのパターンと同様、この熟語を知っていれば5秒で正解できます。

 

 

では知らなければどうでしょう?

 

僕がドツボに嵌まっていたのはここでした。

 

 

「in」かな?でも of his skills~ってそれっぽいし、やっぱり「of」?

いやいや、「with」もなんかありそうな気がするし……

うーーーーーーん、よし、とりあえず「with」にしといて、後で見直そうかな!

 

 

こんなことをしていました。考えても分からない問題を一生懸命考え、最終的に直感で答えます。その結果、正当確率は当てずっぽうにやった場合と変わらない上に、貴重な時間も失いました。

 

この積み重ねにより、僕は後半時間が足りなくなったのです。

 

その結果、「残り15分しかないのに、part7まるまる残ってる……」と半ば諦めモードになっていました。

思考が一旦諦めモードに入るともう解く気がなくなると言うか、問題文を読もうとしても時間ばかり気になって全然内容が入ってこなくなるんですよね。

その結果がスコア600台前半ループでした。

 

この「タイムマネジメント」こそがTOEICではスコアを大きく左右します。

 

タイムマネジメントなんてカッコつけましたが、要するにやることは

①パターンに忠実な手順で解く

②それで解けなければ適当にマークして次に進む

 

たったこれだけです。

 

本当に僕がやったことはこれだけになります。上記パターンをやる上で、英語力(文法や単語の知識)は関係ありません。誰でも今すぐにできます。

 

本屋に行けばpart 5用のテキストが売っているので、それで練習すれば、タイムマネジメント力がつく上に、自身の弱点まで分かります。

そこで初めて単語帳をやったり、文法をやったりすれば良いんです。

 

どうでしょう、一石二鳥な気がしませんか?

 

もちろん「いやいや、俺はこの単語帳を全部やってから試験に望むんだ!」というのであれば止めはしません。

その方にとってはそれが正解なんだと思います。

 

でも僕の目的は「履歴書に書いても恥ずかしくないスコア」を「できるだけ少ない労力で」取ることでしたので、ヒルキ式の解法を採用しました。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

ひとまず自身が満足できるスコアをとってしまってから後のことを考えてみませんか?

 

 

それでは最後に、僕が実際に使ったテキストを紹介しておきますね。

 

 

特にオススメなのは

これです。

金のフレーズは本当にやりこんだ方が良いです!

 

公式問題集に関しては僕が受けていた時のヤツなので、最新のをやった方が良いと思います。

 

ただ、公式問題集は2回分で3000円以上しちゃうので、大学生の皆さんは学校の図書館で借りてくださいね!!

 

 

より詳しくは追々あげていきますね!

以上、英語出来ないマンのTOEIC対策講座(笑)でした!

 

 

それでは!!