inochinohanashi’s blog

日常のちょっと気になったことを綴っていきます!好きなものは赤ちゃんの後頭部です!!

〜MMT(現代貨幣理論)に関して〜 ド素人が勉強してみます

どうも!!経済知識ゼロ男子、たっくるです!!

 

本日は数年前から世界で話題になっているMMT(Modern Manetary Theory:現代貨幣理論)のお話になります!!

 

f:id:inochinohanashi:20210205152122p:plain

 

最初に言っておきますが、私たっくる、経済に関する知識は皆無です!!笑

 

大学院まで有機化学を勉強→現在は機械エンジニアです!!

 

しかし多くの方と同じくこのコロナ禍において、一般国民に対する日本政府(特に某財務大臣)のお金の出し渋りに強烈な違和感を感じております。

 

歴史を振り返りましても、バブル崩壊→消費税導入から現在に至るまで日本経済は衰退の一途をたどっており、このままでは子供達に希望を持てる日本社会を残すことができません。

 

MMT

「反緊縮」

 

に関してすでに知識を持たれている方は読んで頂く必要は全くございません。

 

しかし私のように「政治や経済って何だか難しくてとっつきにくい」という方にこのページをきっかけに日本におけるMMT先駆者(中野剛志先生、藤井聡先生、三橋貴明先生、堤未果先生)の動画などで勉強していただけますと、これ以上嬉しいことはありません。

 

それではド素人によるMMT勉強にお付き合い下さいませ!!!

 

今回は「お金(貨幣)の価値ってそもそも何?」という点に関して勉強してみました!

 

それでは行きましょう!!!!

 

f:id:inochinohanashi:20210205153401p:plain

 

普段何気なく使っているお金

 

なぜあんな紙切れで食べ物を買ったり、車や家を買ったり出来るのでしょうか?

 

MMTではごく簡単に説明しています。

 

それはズバリ

 

 

 

「租税を履行できるから」です!!

 

「何じゃそりゃ」

 

こう思いましたか??私と同じですね!いつか呑みにでも行きましょうか笑

 

 

冗談はさておき、実は「貨幣の価値」に関してはこれだけで説明がついてしまうんですね。

 

f:id:inochinohanashi:20210205154303p:plain


改めて考えてみると「貨幣の価値」に関する認識が曖昧だったなと気づきます。

 

先程申し上げましたとおり、なぜあんな紙切れでモノを買ったり、家賃を払ったり出来るのでしょうか?

 

1万円札そのものに価値があるからでしょうか?

 

違います。1万円札を1枚作る際のコストは20円くらいだそうです。

 

そうではなくて、「税金を貨幣で納める仕組み」が「貨幣に価値を付与している」んです!!

 

 

私のようなサラリーマンも、会社経営者も、アルバイトの方も、労働(成果)の対価としてお金を受け取ります。

 

そのお金を使ってモノを買い、家賃を支払い、、、そして税金を納めます。

 

日本においては税金は日本円で納めます。

 

このために私達は日本円を得るために働き、投資します。

 

繰り返しになりますが、

 

「税金は日本円で納める」

 

このことが日本円に価値(信用)を与え、あの紙切れで買い物が出来るようになります。

 

以上が「貨幣の価値」に関する説明になります!!(あっているか滅茶苦茶不安です笑)

 

ここで逆説的な話をしますと、数年前に流行った「仮想通貨」なるものにこのMMTの考え方を適用することはできません。

 

ここまで読んでくださった皆様には蛇足ですが、当然

 

「仮想通貨では租税を履行できない」からです。

 

「仮想」の「通貨」であって、あれは貨幣(実際に流通している通貨)というよりは「投機」の対象物です。

 

f:id:inochinohanashi:20210205162357p:plain

 

MMTへの反論で最近見た中に「ビットコインはどこの国にも属していないのに存在していて、1ビットコイン=100万円の価値がついている。MMTでは租税の履行が貨幣に価値を与えるんだから、おかしい。MMTは論理破綻している」

 

というものがありました。

 

この反論は完全な誤りです。

 

ビットコインの価値は「投機の対象」としての価値であり、現実に流通しても従来の貨幣のような価値はありません(ビットコインで家賃を支払ったりはしにくいと思います)。

 

ビットコインの価値を決めているのは「欲しい人が一定数いて、発行上限が決まっているから」という事実です。

 

そこに従来貨幣の価値を決めている「租税の履行が可能であるから」という要素はありません。

 

このように根本的な部分の理解が曖昧ですと、次元の違う要素をないまぜにしてしまい、現実が見えなくなってしまいます。

 

 

f:id:inochinohanashi:20210205162817p:plain

 

ここで少し話を発展させますと、「税金は財源ではない」ということが分かります。

 

そもそも貨幣の出自は

 

「国家が税金を納めさせるために作ったモノ」です。

 

もともと国民が貨幣を持っているのではなく

 

1:国家が国民に貨幣を渡して

2:国民が国家に納税する

 

という順番になります。

 

無いものは支払えないですから。

 

噛み砕きますと

 

はじめに国家が「国民の皆さん!!農地開拓して下さい!!そしたら1人100万円支払います!!」

といった具合に呼びかけているということです。

 

つまり初めに国家による支出があり、その後に税金を徴収しています。

 

言い換えますと国家(政府)は税金を財源として支出し、何かをしているのではないことがここで分かります。

 

よく言われる

 

「財源どうするんだ!!」

「財源が足りないので増税します!!」

 

という意見はそもそも破綻しているのです。

 

なぜなら国家は税金を徴収する前に支出しているのですから。

 

 

 

今回はひとまずここまでになります!!

 

私達の子供、孫の世代に少しでも良い日本社会を残せるように、私と一緒に勉強していきましょう!!

 

それではまた!!!