Vermicularのコゲ落としの秘策!!
みなさんどうも、カレー大好きたっくるです。
突然ですがみなさんもカレー大好きですよね。
のどが乾いたら、水やスポドリなんかよりもカレーですよね!
居酒屋に行ったらカレーで乾杯ですよね!!
え……違うの…!?うそやん…
とまあ冗談はこのくらいにしまして、僕はカレーが大好きなんですよ。
そのカレー好きが高じて、あれ、買っちゃいました。
オトナしか買えないアレですよ……!
はい、Vermicularです!!
ぼくが買ったのはオーブンポットラウンドの22cm、色はパールグレーです。
流石にカレーのためだけに4万円弱の鍋を買ったとなると奥さんに8往復くらいビンタされそうなので、より料理をおいしくするためにはこれしかない!!と3週間力説しました。
そうして手に入れた憧れのVermicular。評判に違わず、とてもいい働きをしてくれています。何といっても煮込み料理のクオリティが確実に上がっています!!
野菜も肉もホクホクです。まさにVermicularの熱伝導率が成せる技ですね!!
そんな順風満帆なVermicularライフ、悲劇はある日突然訪れました…
奥さん「今日のカレーめっちゃおいしかったねー」
たっくる「うんうん。すべてVermicularのおかげやね」
奥さん「あ??誰が作ったと思とんねん????」
たっくる「失礼いたしました。余りの美味に言語野の機能が一時的にショートしてしまっていたようです。前言撤回、すべて奥さんの素晴らしきお料理の腕前に依るところでございます。それではわたくしめは調理場の清掃作業へと移らせて頂きます。どうぞごゆっくりお寛ぎくださいませ」
奥さんの凍てつく眼差しから逃れるように台所へ。
「ではVermicularから洗いますか…ね…!!!!!?????」
目の前には底にカレーのコゲがびっちりと焼きついた無残な姿のVermicularが。
とりあえず洗剤をつけたスポンジで軽くこすってみるも効果なし。それ以上は本体を傷つけてしまうためできません。
「どうしたらええんや………あ…!!」
そのとき僕の脳裏に油落としの基本が思い出されます。
その確認のために念のためググること5分。
結果、コゲコゲのVermicularは15分後、一切傷つくことなくもとの綺麗な姿を取り戻しました。
何をしたか?
それは
「Vermicularに水と重曹を入れて沸騰させた」だけです!!
説明しましょう。
汚れ落としの基本は「機械的」と「中和」の2つです。
前者の「機械的」とはご存じ、スポンジやたわしでガリガリすること。掃除の基本ですが、デリケートな素材は傷つけてしまいます。
一方後者の「中和」とは化学的な側面から成り立っています。
汚れ落としの基本は中和、すなわち酸性の汚れはアルカリ性(塩基性)で落とし、アルカリ性の汚れは酸性で落とすといった具合です。
カレーのような油汚れの焦げ付きには重曹がまさにおススメ!!
重曹、またの名を重炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、ベーキングパウダー…
馴染み深いこの重曹は水に溶くとpH8-9程度のアルカリ性を持つので、油汚れ(酸性)を中和するには効果的です。
更にこの重曹、水に溶くとブクブクと二酸化炭素を発生します。この二酸化炭素の大量の気泡が焦げ付いた汚れを揺らし、剥がれやすくするという寸法です。
つまり総合的に見て重曹は優れたコゲ落としなんですね。
使い方としてはコゲがしっかりつかる量の水を入れ、沸騰させた後、重曹を粉のまま投入します。量は1Lに対して大匙3杯程度でしょうか。適当で大丈夫、足りなければ足せば良いんです!
あとはそのまま10分ほど沸騰させ、自然に冷まします。
そうすればあら不思議、スポンジで軽くこすればズルズルと剥がれていきます。
この重曹のおかげで我が家のVermicularはホーローを傷つけることなく綺麗な姿を取り戻しました。
皆さんもお鍋やフライパンの焦げ付きで悩んだときは、重曹を試してみては?
100均で買えますよ!!
ネットならもっと安いです!
それでは!!!